こんな事を考えている人におすすめの記事です。
ヨガ資格として基本的であり、最も有名な資格といえば、RYT200ですよね。
このRYT200ですが、「オンライン」だけで受講できることをご存知ですか?
「動画のみでRYT200を取得可能!」と謳うヨガスクールも最近は出てきており、通学ではなくオンラインでの受講を考えている人も多いハズ。
でも、録画だけでRYT200は取得できないんじゃないって聞いたけど?
こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
今回は、この点について徹底的に解説していきますね。
RYT200オンライン取得では、録画だけの講義はNG
結論から言うと、RYT200をオンラインで取得するためには、
「録画を見るだけ」の講義では取得できません!
RYTの資格を認定している「全米ヨガアライアンス協会」が公式で発表しているように、録画された動画視聴だけのカリキュラムは認められていないのです。
2022–2023のオンライン養成講座を実施するスクールの申請条件として、
RYSs will be required to provide details about their course design, including:
・The percentage of content that is synchronous and asynchronous. Curriculums should include a blend of both types of content.
引用:RYS_Online_Teacher_Training_Requirements
と全米ヨガアライアンスの公式HPでアナウンスされています。
英語だとわかりにくいので日本語に訳すと、
訳:
RYS(認定校)は以下のようなコースデザインについての詳細を提供することが要求されます。
・同期型と非同期型のコンテンツの割合。カリキュラムはその両方のコンテンツを含める必要があります。
つまり、「同期型」と「非同期型」のどっちもカリキュラムには入れろ、ってことです。
ココで言う「同期型」「非同期型」のコンテンツとは具体的に何を指しているかというと、以下のような表のとおりです。
https://www.yogaalliance.org/Portals/0/new%20standards/SynchronousAsynchronous_japanese.pdf
非同期型 | 同期型 | |
定義 | 学習にリアルタイム・インタラクション (同時参加)が必要ない形式のこと。 学習は受講生各自のペースで進行されるもの。 受講生の参加と習得確認は、期限 や必修技能のテストによって確認される。 |
学習はトレーナーと生徒の1対1、または トレーナーと生徒全員の1対多数での リアルタイム・インタラクション(同時参加) が必要な形式のこと。 受講生の参加と習得確認は実演や必修技能 のテストによって確認される。 |
同義語 | • 自己ペース型(Self-paced learning) • 自習(Student directed learning) • オンデマンド(On demand) • 録画済み映像教材(Pre-recorded) |
•リアルタイム学習 (Real time learning) • ライブ映像でのインストラクション (Live virtual instruction) • 既定の開始と終了時間 (Fixed start and end time) • インタラクティブ/双方向対話形式 (Interactive) |
例 | 録画済み映像教材、またはウェビナー形式 • ビデオを視聴し、ノートを取る • 共同でレポートを作成する (例えば、Google ドキュメントでシークエンス を共同で作成するなど) • 受講生がビデオをアップロードする • 内省(クラスで学んだことを振り返る、 レポートや日誌に残すなどの記録活動、その他) |
• ライブウェビナー • ライブチャットやインスタントメッセージング • ライブやリアルタイムでの質疑応答 • アップロードしたビデオについてトレーナーから 受講生へのフィードバックをライブで行う • トレーナーや講師陣の先生と受講生たちの分科会 |
ざっくり簡単に言うと、
非同期型=予め録画された動画教材を視聴する
同期型=ZOOMなどでのライブレッスン
このどちらも含んでいる必要がありますよ!ということです。
動画視聴だけで取れるスクールもあるって聞いたけど?
でも皆さんの中には、
動画視聴のみでRYT200を取得できるって書いてあるスクールもあったよ!どういうこと!?
と混乱する方もいらっしゃるかと思います。
でも実は「動画視聴のみでRYT200取得できる」ことと、「録画だけのカリキュラムはだめ」、ということは矛盾しないのです。
実は、「動画視聴のみ」という言葉を使っているスクールは、「録画+ライブ動画」という意味合いで「動画視聴のみ」という言葉を使っています。
確かにどっちも一応動画視聴ではある!
同期型であるライブ動画もカリキュラムに含んでいるから、問題ない、ということです。
確かに、「動画視聴のみ」と書いてあるスクールは多いけど、「録画視聴のみ」と書いてあるスクールはないですもんね。
なので、「動画視聴のみ」と書いてあるスクールでは、
たしかに「録画動画視聴」がメイン
ではあるけれども、きちんとライブレッスンなどの「同期型」コンテンツも含まれているので、安心して大丈夫です。
動画視聴=録画+オンラインライブレッスン
ただ、割合が録画中心だよ、ということです。
そういうことだったんですね!安心しました!
それでもまだ疑り深い人は、もし気になっているヨガスクールがあれば、全米ヨガアライアンスでオンライン講座を開講してよいスクールかどうか調べることができるので、実際に調べてみましょう。
全米ヨガアライアンスの認定校検索ページにアクセスし、真ん中にヨガスクールの名前を英語で入れて「SEARCH」をクリックすると、スクールのページが表示されます。
そこに、上図の右側のような「パソコンの中に☑マーク」のアイコンがあれば、その学校は2023年までオンライン講座をやっていいですよ、という印です。
オンライン受講(録画動画視聴+ライブレッスン)ができるのは今だけ!
RYT200をオンラインのみで取得できるのは、2023年の12月末まで、と全米ヨガアライアンスはアナウンスしています。
もともとは2021年までの予定でしたが、新型コロナウイルスの流行状況を考えて、期間が延長されたのです。
2024年からは元通り対面レッスンが必須となるので、
なかなか時間がなくてRYT200の取得を躊躇している
という人は今がチャンスです。
もちろん、オンラインで取得したRYT200は、対面で取得したRYT200と何ら変わりない資格なので、就職やインストラクターとして働く上で不利になることは一切ありません。
RYT200はヨガインストラクターとして働く上で基本中の基本、いわば必須の資格なので、資格取得のハードルが低い今だけの機会を狙って、オンラインで取得することも考えてみてくださいね。
関連記事:【今がチャンス】RYT200オンラインの期限はいつまで?延長はないの?
基本録画(動画)配信でRYT200が取得できるスクール
RYT200のオンライン取得講座といっても、録画動画視聴とZOOMなどでのライブレッスンの比率は、各ヨガスクールによって大きく異なります。
スクールによっては、録画配信は一切なく、全てライブレッスンを受講するタイプの養成講座もありますし、逆に基本録画配信がメインで、ライブレッスンはサポート特典ほどのスクールもあります。
仕事や育児、家事などでなかなか資格取得の時間が取れない人は、録画配信メインのヨガスクールを選択すれば、都合の良い時間と場所で受講できるので、忙しい中でもRYT200取得が可能です。
ここでは、録画配信がメインのRYT200オンライン養成講座を開講している2つのヨガスクールをご紹介します。
録画メインのスクール①:MAJOLI
MAJOLIは、開校2年で1500人もの受講生を受け持つ人気スクールです。
事前に録画された動画をメインで視聴するスタイルで、手軽さと気軽さが売りの話題のRYT200取得講座となっています。
いつでもどこでも受講できるので、スキマ時間をうまく有効活用すれば、最短1ヶ月程度でRYT200を取得できるようになっているので、普段忙しくて時間がない方でもおすすめのスクールです。
MAJOLI(マジョリ) | |
受講費用 | 217,000 円(税込) |
最短取得期間 | 約1ヶ月 |
ライブレッスン サポート |
・月4回講師から直接指導を受けられる 練習会や補講がある ・受講中の3か月間は毎日提供されるヨガ レッスンを受け放題 ・LINEでいつでも質問可能 |
オンライン受講では、同期や仲間とのつながりがなかなか持ちにくいですが、MAJOLIでは在校生や卒業生からなるコミュニティに参加できるので、
といった心配は無用です!
受講生の不安に寄り添ってくれるスクールなんですね。
1対1の無料オンライン個別説明会を、朝6時から夜12時まで開催しているので、あなたの不安点や疑問点を解消するお手伝いをしてくれますよ!
関連記事:マジョリ(MAJOLI)の口コミ評判は?忙しくてもヨガ資格RYT200取得可能!
録画メインのスクール②:OREO YOGA ACADEMY
OREO YOGA ACADEMYは、東京代々木にスタジオを持つ人気スクールです。
こちらも録画視聴メインの受講スタイルで、時間と場所を問わず学習を進めることができます。
OREOは時代の流れに合わせたカリキュラムが特徴で、今後需要が伸びるであろうオンラインレッスンのやり方を学べます。
SNSやブログを使って集客する方法も学べますよ!
OREO YOGA ACADEMY | |
受講費用 | 319,000 円(税込) |
最短取得期間 | 約1ヶ月弱 |
ライブレッスン サポート |
・受講生に必ず1名担当者がつく ・電話やメール、LINEで質問可能 ・60分のマンツーマンのオンライン セッションが3回 |
1:1でのオンライン個別説明会は、当日や直前でも予約できるので、思い立ったときにすぐ疑問点や不安点を聞いてみるといいですよ。
実際に説明会に参加することで、スクールの雰囲気を確かめることができるので、スクール選びの参考になるはずです。
録画視聴とライブレッスンの割合はスクールによって異なる
録画メインのスクールだけでなく、「録画視聴」と「ライブレッスン」の割合が半々などのスクールもあります。
※クリックすると解説記事を見れます。
このように、同じRYT200ヨガインストラクター養成講座と言っても、各スクールによってカリキュラムには大きな違いがあります。
なので、事前に情報をしっかりと得てから、あなたの目的にピッタリ合うようなスクールを選んでくださいね。
以下の記事に、オンラインでRYT200が取得できるスクールをまとめていますので、あなたの目的やスタイルに合ったスクール選びの参考にしてみてくださいね。
関連記事:【最安値比較】ヨガ資格RYT200おすすめスクール13選!オンラインで安いのはどこ?
録画メインのスクールのメリット・デメリット
録画メインのスクールのメリット・デメリットについては、以下の記事で詳細を解説しています。
関連記事:オンラインRYT200のデメリットはこれ!メリットも徹底解説!
まとめ:録画だけでは受講できないが、動画視聴のみはOK
この記事では、
「録画視聴だけでRYT200を取得できるの?」
という疑問にお答えしていきました。
録画視聴のみではRYT200は取得できませんが、ライブレッスンを組み合わせた「動画視聴」であれば、オンラインだけで完結することができます。
通学や合宿でRYT200を取得しようと考えていた人も、オンラインならではのメリットもあるので、どちらがあなたの性格やライフスタイルに合っているか、考えてみてくださいね!