RYT200取得後の活かし方がわからない
RYT200取得後に、みんなどんな活動してるの?
全米ヨガアライアンスのヨガ資格であるRYT200ですが、取得後にみなさんがどんな活動をしているのかは気になるポイントですよね。
中には「RYT200を取っただけで何もしていない」といった方も見受けられますが、せっかく頑張って取得したRYT200を有効活用しないわけにはいきません。また、
ホントにヨガインストラクターとして働けるの??
との不安の思いから、RYT200取得を悩んでいる人も多いことでしょう。
そこでこの記事では、RYT200を取得後の資格の活かし方や、その後の進路・できることについて詳しく解説していきます。
この記事を読めば、RYT200取得後の事例がわかり、将来の自分の姿が色々と具体的にイメージできるようになるので、
「RYT200を取得しただけ・活用しないで終わる」
といったことがなくなるはずです!
関連記事:【最安値比較】ヨガ資格RYT200おすすめスクール13選!オンラインで安いのはどこ?
RYT200取得後の資格の活かし方は人それぞれ
まずは、なぜあなたがヨガ資格RYT200を取得したいと考えるようになったのか、理由を考えてみましょう。
同じヨガインストラクター養成スクールに通う人の中でも、RYT200取得の目的は本当に人それぞれで、さまざまな目的の人がいます。
もちろん、なんの理由もなしに取得を目指す人はいないわけで、ぼんやりとは取得後の姿をイメージしているかもしれませんが、まだはっきりと目的が定まっていない人というのも一定数見受けられます。
ただやはり共通するのは、
ヨガが好きで、もっとヨガの世界に深く入りたい
という気持ちです。
この気持ちさえずっと継続して持ち続けられれば、RYT200を取得後も資格を活かせるチャンスが巡り巡ってくるはずです。
これから、RYT200取得後にみんなどんな活動をしているのか、具体例を提示していきますので、自分の中でどれが一番近いかなあと想像しながら見ていってください。
RYT200取得後の進路は大きく分けて2つ
RYT200取得後の資格の活かし方としては、大きく分けて以下の二通りがあります。
この2つの中でも目的が細分化されていきます。
おそらく多くの人が、上で挙げた目的のどれかに該当するのではないでしょうか。
割合としてはヨガインストラクターを最初から目指している人と、そうでない人では半々くらいといったところでしょうか。
このように、同じRYT200取得という目的でも、目指しているものは人それぞれ、千差万別なのです。
なので、もしあなたがどれか一つを思い浮かべていたとしても、他にもいろんな道があり、資格の活かし方も色々ある、ということを知れば、さらに将来のビジョンが描きやすいのではないでしょうか。
RYT200取得後にヨガインストラクターとして働きたい人
まずはヨガインストラクターを目指している人に向けて、各項目のメリットやデメリット・注意点や知っておいたほうが良いことについて解説していきますね。
ヨガインストラクターを今のところ目指さしていない人も、取得後にインストラクターになりたいと思うかもしれないので、参考としてぜひ知っておいてくださいね。
スタジオに正社員として勤務する場合
RYT200取得後、大手ヨガスタジオやスポーツクラブでは、正社員のインストラクターとして働くことができます。
正社員として働く場合のメリットは、何と言っても収入面で安定することでしょう。月給制など固定給で安定しますし、有給休暇も取れて福利厚生も厚いのが魅力的です。
また、大手ヨガスタジオなどではスキルアップのための講習を開催しているところもあり、ティーチングの実力をさらに高めていきたい、という人におすすめです。
さらに、ヨガ未経験からでも働きながら資格を取得できるところもあります。あえてRYT200を取得している必要はないので、もし正社員として働くことを前提としているなら、在職中にライセンスが取得できるかどうかも調べておきましょう。
正社員であれば、フリーで活動する際に必要な集客(マーケティング)を考える必要はありませんが、営業や運営・事務・接客など、ティーチング以外の雑務もしなければなりません。
また所属スタジオには独自のルールやマニュアルがあるので、レッスンを自由にアレンジしたり、自分で自由にレッスンすることができません。
何にも縛られずに教えたい人にとっては、少しやりにくいかもしれません。
どうやったら正社員として働けるの?
まずはスタジオの求人情報をチェックしてみましょう。
求人情報に載っているスタジオはもちろん、非公開の求人も業界の中ではよくあることです。
なので、RYT200取得後もスキルアップを怠らず、常に業界の最新情報を手に入れるために勉強会に参加したり、講習会に参加することが大事です。
その場で直接オファーをもらうこともあるみたいですよ。
フリーランスのヨガインストラクターとして働く
RYT200取得後に正社員としてではなく、業務委託でインストラクターとして働く=フリーランスと言うかたちも多いです。
ヨガインストラクターの募集がある派遣会社に登録して、紹介先があれば契約するといった他、直接スタジオでインストラクターの募集に応募するという形もあります
フリーランスで働くことのメリットの一つは自分のペースで働けるということです。仕事の内容や量を調整できますし、各人のライフスタイルに合った働き方ができます。
フィットネスジムや公民館、医療現場や新規オープンのヨガスタジオなど、働く場所も教える人も様々なため、インストラクターとしての経験を積めることもメリットです。
例えば、マタニティヨガや産後ヨガなどは産婦人科や保育施設、シニアヨガは公民館老人ホームなど、一般の大人以外を対象に教える機会もあるので、インストラクターとしてさらにスキルアップが望めます。
また、本業としてだけではなく、副業として土日に週1、2回だけ働くといったことも可能です。
特にRYT200取得後すぐにフリーランスとして独立するのは難しいので、まずは派遣やアルバイトのような形でインストラクターとしての経験を積みながら、スキルアップを目指す方も多くいらっしゃいます。
デメリットは正社員に比べて報酬が安定しないことです。
業務委託契約ではレッスンごとに報酬が決まるので、昨今のようなコロナ禍においてはレッスンが中止になるといったこともあり収入は不安定です。(どの業界のフリーランスでも同じですが)
レッスン場所が遠い場合は交通費が支給されることもありますが、支給がないこともしばしば。
また、掛け持ちをしている人はスタジオの移動時間もあり、スケジュール管理が大変になります。
どうやったらフリーランスとして働けるの?
まずはヨガ・フィットネス系の求人サイトを活用しましょう。
一般的な求人サイト(Indeedなど)でもパート・アルバイト・業務委託などの求人がありますし、ヨガやフィットネスに特化した求人サイトもあります。
最近ではインターネットを利用して求人が行われることがほとんどです。、求人サイトだけでなく、SNSでもヨガインストラクター募集の投稿があるので、常にアンテナを張っておくことが大事ですよ。
正社員であれ業務委託のフリーランスであれ、やはりRYT200取得後でも「ホントに就職できるかな?」「自信がないな」と不安に思う人が多いです。
もしまだRYT200を取得していない人は、スクール選びの際に、RYT200取得後の就職サポートが手厚いようなスクールを選んでおけば安心です。
スクールによっては、
など、スクールの卒業生が優遇される求人もあります。
特にYMCやファーストシップなどの大手スタジオではこういったサポートが充実しているので、気になる方は以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
»ファーストシップ(FIRST SHIP)の口コミ評判まとめ
取得後は独立してスタジオを経営・自宅で教えたい
RYT200取得後にどこかのスタジオで雇われて働くスタイルではなく、自分で独立開業してレッスンすることもできます。
スタジオを借りたり自宅でレッスンを行ったり、あるいはオンラインで全国どこでもレッスンをやったり、自由に自分の思うがままのレッスンが可能です。
独立するとどこかのスタジオのルールがあるわけではないので、自由にヨガのレッスンをすることができます。
あなたらしいスタイルを確立することができれば、口コミから人気も広まりやすいので、経営的にも安定するでしょう。
また、業務委託のようにスタジオを掛け持ちしていると、移動時間も無駄になりますが、自分のスタジオや自宅でレッスンができるとなると移動する手間が省けます。
レッスンの時間やコマ数も自由に決められるので、より融通のききやすい働き方ができるでしょう。
また、独立するとなると集客や顧客管理、経営方針など全て自分で決めなければいけないので、インストラクターとしてだけでなく、ビジネス面でも力を付けることができます。
独立してスタジオ経営をすれば必ず稼げるというわけではありません。毎月の家賃の支払いや初期費用。固定費などで経費がかさめば当然赤字になる可能性もあります。
そのため、お客さんを呼び込む集客(マーケティング)を行う必要がありますが、これはインストラクターの実力とはあまり関係のない別の資質なので、当然マーケティングについても学んでいかなければなりません。
さらに組織に属するわけではないので、もし生徒さんが怪我をしてしまったり安全に配慮できなかったりすると、全てが自分の責任になります。
このあたりの責任をどれだけ覚悟を持ってできるか、というのが独立開業には必要なマインドだと思います。
独立開業はどうやってするの?
独立開業を目指す場合、インストラクターとしての指導力はもちろん、経営のノウハウも必要となるので、どちらかというとビジネスのセンスが問われるでしょう。
レッスン場所については、不動産屋でスタジオを借りたり、あるいは自宅をヨガスタジオにすることで確保できます。最近ではネットで気軽にレンタルスペースを借りれたりするところもあるので、それを利用するのも一つの手です。
対面ではなくZOOMなどでオンラインでレッスンを行うのであれば、広い場所は必要ではなく、自宅の一室でできるので初期投資も少なく済みます。
集客やマーケティング・宣伝も開業するにあたっては非常に重要な要素です。
集客方法としてはチラシを配ったり、ポスティングで宣伝するなど昔ながらの方法もありますが、Twitterやインスタグラム、YouTubeなどのSNSやホームページなどをぜひ活用するようにしましょう。
とくにヨガは写真や動画を使った投稿が映えるので、このようなSNSと相性が良いのです。
SNSの発信内容としては開講日やレッスン写真、お役立ち情報など多岐にわたります。特にあなたが信頼に足る人物なのかをフォロワーは常に見ているので、あなたの人となりがわかる発信も有効です。
このようなSNS集客やウェブ集客ははなかなか独学で学ぶのが難しいことですが、養成スクールによってはこのような独立開業ノウハウを教えてくれるところもあります。
独立開業後の収益化ノウハウを学びたい人は→「ヨガスタジオぼっこ」がおすすめ
独立開業後のWEB集客について学びたい人は→JAHAがおすすめ
RYT200取得後、すぐにインストラクターとして働くのは結構難しい
ここまで、RYT200取得後にヨガインストラクターとして働くことについて色々と解説していきました。
でも、実際には取得後すぐにインストラクターとして働くのは、少々ハードルが高いというのが現実です。
200時間を学んだだけで、本当に人にヨガを教えられるようになるのか?
という不安は、実際に現場に立ってヨガを教えるようになるまでは常に付きまとうことでしょう。
実際に自分がポーズをするのと人に教えるということの間には大きな差があります。それこそ人によって身体的な特徴も違うし、画一的な指導ではなくその人に合った指導が出来るようになるには、経験が必要です。
生徒さんから質問されたときに、的確に答えるためにはヨガの幅広い知識も必要です。
これらは実際に指導し続ける過程の中で身についていくものなので、始める前から悩まずとにかくエイヤっと飛び込んでみる勇気も必要かと思います。
最初はうまくいかないことがあって当然です。自信が持てないのは最初は誰でもそうなので、この心理的ハードルを超えていくことがまずは重要かと思います。
万人におすすめする方法としては、RYT200取得後に指導経験がなくても応募できるヨガスタジオの求人に応募したり、小さく副業から始めてみる、ということです。
いきなり独立開業を目指すのは博打感がありますし、フリーランスと言っても指導経験がないとそもそも応募できない求人もあったりします。
昨今の社会情勢の中ではレッスンがなかなか開催されないということもあるので、リスクを下げる意味合いでも、最初は本業と並行して副業として始めながら、徐々に自信をつけていき、インストラクターとしての活躍の場を増やしていく、という方針がおすすめです。
取得後ヨガインストラクターを目指さない場合のパターン
RYT200取得後にヨガインストラクターを目指しているわけではない、という人も一定数います。
ここでは、そのような人たちのRYT200取得後の目的について事例を出していきたいと思います。
ヨガをもっと深く知りたい
今までは趣味でヨガを実践していたけど、ヨガの世界にハマり、もっと深いところでヨガというものを理解したい、そういった理由でRYT200を取得される方もいます。
RYT200取得後はインストラクターを目指しているわけではないけど、スタジオに通ってレッスンを受けるだけでは表面的なことしか学べず、もっと深い部分を知りたい!という探究心の強い方が多いです。
実際にRYT200のカリキュラムを受けると、今までなんとなく取っていたアーサナが意味のあるものだとわかり、解剖学や哲学とリンクしてすっと理解できるようになりました!
確かに解剖学や哲学は独学では難しいので、きちんとしたカリキュラムのもとで体系的に学ぶ意味は確実にあります。
また、既にヨガ実践歴が長い人でも、違う流派のヨガを知りたい、ということで改めて学び直しの場に参加する、ということもあります。
ヨガをもっと楽しみたい・仲間を増やしたい
ヨガを自分だけの学びにするのではなく、輪を広げていきたい、という理由でRYT200の取得を考える人もいます。
RYT200養成コースにはもちろんヨガを学びに来ている人ばかりなので、コミュニティもできやすいしヨガ友を作ることもできます。
一人で黙々とヨガの世界に没頭するのもいいけど、同じヨガという世界でつながった仲間ができるのは、これほど嬉しいことはありませんよね。
ヨガ友ができると、様々なイベントにも一緒に参加して楽しむことができます。
ヨガフェスタやリトリートなどに参加して、ヨガの輪を更に広げていくこともできますよ。
身近な人にヨガを教えたい
RYT200取得後にヨガインストラクターとして働くつもりはないけれど、身近な人にヨガを教えたい、という人もいます。
特に家族や友人などで「腰が痛い」「肩こりが辛い」と悩んでいる人にヨガを教えてあげたい、、ヨガの素晴らしさを知ってほしい、そんな動機もあるみたいですよ。
自分の健康のため
ヨガを始める理由の一つとなっているのが、「自身の健康を改善したいから」ということです。
ヨガを実践するうちに健康的な体になり、ヨガにハマっていくという道を辿っている人も多いのではないでしょうか。
自分の健康のためだけでなく、この経験をもっと多くの人に知ってほしい、ということでRYT200の取得を目指す方もいます。
介護や保育・美容・健康の現場でヨガを取り入れたい
ヨガのインストラクターとして本格的に活動するわけではないけど、本業のほうにヨガを取り入れたい、そんな思いでRYT200取得を目指している人もいます。
例えば整体師や介護職員など、高齢者にヨガを教える必要が出てきたり、幼稚園や保育園などでキッズヨガを教えたいという人もいるでしょう。
また、美容や健康にもヨガが有効であることから、エステティシャンやセラピストさんも養成講座に参加することもあります。
つまり、RYT200取得後は、他分野にもヨガを取り入れたいという需要が高まってきている、ということです。
ヨガを体系的に学ぶためにRYT200といういちばん有名な資格を考える方も多いですが、このような方にはJYIAというヨガ資格もおすすめです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
今すぐではないけど、遠い将来インストラクターをぼんやり考えている
RYT200取得後すぐにインストラクターとして働きたい願望があるわけではないけれど、
いつか自分が好きなヨガで生計を立てられたらなあ、、
とぼんやりと考えている人も、RYT200取得を目指す理由の一つです。
いまは他の仕事に在職中だから、とりあえずヨガの資格は今のうちに取っておいて、少しずつ教えていきたいという人も多いです。
ただ、取得後に何もせず時間が立ってしまうと、結局学んだことを活かせず終わってしまう可能性もあるので注意です!
ほんのちょっとでいいから副業のような形でヨガを指導する経験を重ねていくことをおすすめします。
まとめ:RYT200取得後の活かし方はさまざま!
この記事では、RYT200取得後の資格の活かし方や働き方について、色々なパターンを解説していきました。
インストラクターとして働く・働かないに関わらず、RYT200取得後には様々な道があることがおわかりいただけたかと思います。
あなたが今考えている将来のビジョンを突き進んでいってもいいですし、
あ、こういう道もあるんだな!
と新たな気付きが手に入れば、それも選択肢の一つとしておいておくのもまた良いでしょう。
RYT200取得はスタートにすぎないので、その資格を自分なりに生かせる方法を模索し続けていくことで、ヨガをもっと楽しめるはずです。
RYT200を取得して、素敵なヨガライフを楽しんでください!